目玉焼きの白身を
「つるん」と

もしくは
「ころん」と

醤油が滑るのをみた

料理を運んでくれたお姉さんが
大きな木のテーブルに、真っ白なお皿を置いてくれたときだ

目の端っこで透き通ったお醤油が。

玉城食堂は洋食をするシェフと
台湾料理をするシェフがいた

そしてお料理をサーブしてくれるふたりのおねえさん

昼の忙しい時間が終わると 

大きくて明るいキッチンの真ん中に集まって
自由でのびやかそうな時間を過ごしていてよかった

Pくんは
「私の好きな気怠い昼食」

わたしは、魯肉飯と鶏肉飯の相もりをお願いした。

まるまるなキクラゲをはじめてみたし

もちろんはじめてたべた

あさりの肉がぷりぷりでおいしい
出汁がごくごくのめてしまううまさ

ふしぎなメニュー表。


羽をはやしてまたどこかの旅に飛んでいきそうなシェフたちと
ずっしり玉城の土に根をはやしている建物


とてもいい体験をした気分
まだまだ食べたいものがたくさんある。
今度はおかあさんとのランチに来たいな。


姉と弟の家、海坐、食堂かりか、といい
最近、この辺りの土地が静かに熱いぞ。。